HeavyBommer@blog
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ソフトバンクの将来
大前 研一氏がコラムでこんなことを書いています。

中国のチャイナモバイル社に「一緒に入れてくれ」と頼んで、傘下に入ることだ。
チャイナモバイルは世界の数ある通信業界のなかでも時価総額がトップの会社で、NTTの倍だ。そして加入者と付加価値サービスの急増でこれからもっと時価総額は上がっていくに違いない。
今までは中国国内に集中していたが、数年で大胆な海外戦略に転じるだろう。
今のところ成長著しい途上国を想定しているようである。
しかし、きめ細かなサービスが特徴で技術だけは世界一という日本市場に参入できる可能性があると分かれば急旋回してやってくるだろう。
チャイナモバイルなら1兆円や2兆円はすぐに調達できるし、8兆円のキャッシュを持っている、という分析もある。
それを元手にすればソフトバンクモバイルを作り直すことが可能だ。
ガリバーNTTと戦うにはこの方法しかあるまい。



まあ、確かにDoCoMoやKDDIに勝つためには、今のままではまず無理で、思い切った資本投入なんかが必要だとは思います。
しかし、基地局などをどんどん投入したとしても、それでやっと同じ土俵に上がれるというだけのことで、優位に立つにはその上でさらに値引き合戦の体力勝負やら、新技術の投入やらといったまた金のかかることをやらねばならないのです。

さらに、中国企業についてはまだ額面どおりに受け取るのは微妙でしょう。
政府の手厚い保護と、世界最大の人口による国内需要に支えられていますが、グローバルな競争にさらされればすぐにメッキがはがれる可能性は否定できません。

また、SBMは過去にVodafoneグループであったことを忘れてはなりません。
Vodafoneグループは、リンク先のグラフにもあるとおり、巨大なグローバル企業です。
その財力・技術力をもってしても、特殊かつ既にかなり成熟してしまっている日本の携帯市場は如何ともしがたかったわけです。
それなのに、また同じことを繰り返してうまく行くとは思えません。
Vodafone時代と異なるのは、ソフトバンクが指揮を取れるという部分ですが、そのソフトバンクもメッキがはがれ始めているのが現状です。
Yahoo!BBなんかでやってきたユーザを如何にうまくごまかして金をくすねるかといった手法はそろそろ見放されつつあるのです。
すでに、マスコミまで味方ではなくなっていますしね…

と言うわけで、大前氏の考えは甘いとしか言えません。

私の考えとしては、(ソフトバンク本体がではく)SBMが生き残る道はKDDIとの合併(まあ事実上吸収されるという形でしょうが)くらいではないかと思います。
KDDIはCDMA2000を使っていますが、世界の潮流はもはやCDMA2000からは離れてしまっています。
世界的にはGSM(GPRS)→W-CDMAという流れが主流で、既存のCDMA2000採用キャリアも続々とGSMに移行しているのが現状です。
まあ、4Gがどうなるかでまた事情は変わってくる可能性はありますが、これからはグローバルにローミングできることは結構重要になってくる可能性が高いでしょう。
#ユーザがローミングを使わないとしても、海外メーカ製の端末(電話機)が使えるかどうかは大きい

そのように考えると、KDDIはW-CDMAネットワークを欲する可能性が充分にありえます。
また、DoCoMoに対抗するにはやはりシェアをもっと広げねばなりません。
そのためには、お手ごろ価格で手が打てるならSBMを買収するとか、資本提携して業務統合するとかいった方向が簡単です。

ですので、私の予想としては
・ソフトバンクが携帯事業を切り捨ててSBMが消滅する
・KDDIと合併する
のどちらかではないかと思います。

まあ、新規事業者のいずれかと合併するなんて可能性もありますが、新規事業者自体が結局はうまくいかないと思いますので…
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