HeavyBommer@blog
時事ネタ、コンピュータ、家電、プログラミング等々、思ったこと/考えたこと/提案/使用レポ/Tipsなどを思いついたときに書いてゆきます
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
VAIOノート HDD換装
以前、個人用主力機として使っていたVAIO TypeA(VGN-A50B)を復活させるべく、HDDを換装しました。

このPCはHDDの調子が悪く、たまに起動しなかったり、長時間使用していると急にフリーズしたりといった状況です。
#おまけにHDDの様子を見ようとして分解中にフィルム配線を切ってしまいスライドパッド&ドライブ類のアクセスランプが点かないという状況に…
そういう状況+当時出張がそこそこ多くてこいつでは重すぎたってのもあって買い換えた次第です。

今回は、子供も学校でPC授業が始まったのもあり、家族共有のサブPC(固定器が1台あるのですが設置場所的に子供が使いにくいため)として復活させようと言う事になりました。
まずは、何は無くともHDDを入手せねばなりません。
もともと付いているものはUltraATA100の60GBです。
容量的には特に不足は感じていなかったので、同じ容量のUATA100で探して1万円チョイで購入しました。(一応5400rpmを選んでおきました)

スライドパッドは修理のしようが無いので(半田ごて片手に一度チャレンジしたのですがフィルムケーブルの修理は無理っぽいorz)こちらはあきらめます。
まあ、家の中でしか使わないと思うのでUSBマウスを使っておけば事は足りますからね。(アクセスランプはそんなに見るものでもないですし)

まず、換装作業に入る前に、リカバリディスクを作っていない場合は作っておきましょう。
既に起動すらしない状況だと無理ですし、最終的にディスクコピーをして今までの環境をそっくり移行する場合は不要ですが、一応作っておいたほうが無難でしょう。
この機種の場合、DVD-Rなら1枚あれば大丈夫です。
#HDD内のリカバリ領域はHDD自体がお亡くなりになったら使えませんので、(可能な機種は)購入したらすぐにリカバリディスクを作っておくことをお勧めします

次はいよいよHDDの換装作業です。
#自作等に慣れていれば特に難しくはないです

まず、裏側のねじを一通りはずし(数も多いし何種類かのねじを使い分けてあるので、位置の対応がきちんと分かるようにしておかないと後で泣きを見ますが)キーボードをはずします。
(手前側のぽっちをマイナスドライバー等で引っ込めてから持ち上げればOK。ケーブルはコネクタ上端部の白いところを押しながら引っ張れば簡単に抜けます。なおこのへんはマニュアルのメモリ換装手順に載っています)

次にケース上側(スライドバッドが載っている部分)をはずしますが、ここでねじ2箇所(キーボード下)とフィルムケーブル1箇所(スライドパッド他のケーブルというか「フィルム基板」って感じですね)を抜かないといけません。
このフィルムケーブルが曲者で、ちょっと斜めに引っ張ったりするとすぐ切れます。
うまく抜くには、ラジオペンチなどでコネクタ近辺の硬くなっている部分をつかんで、まっすぐ引っ張ることですね。
ここはロックなど掛かっていないので単純に引っ張ればOKです。
(差し込むときは指で押し込めば簡単に刺さります)

ケースが外れてしまえば、後は簡単です。
左手前にHDDがありますので、メモステスロットと共通化されているコネクタ部分の小基板のねじ及びHDDユニットを固定しているねじをはずして上に引っ張れば、小基板ごとごっそり外れます。
後は、HDD側面から固定用金具を固定しているねじをはずし、HDDコネクタから小基板を抜けばHDDが外れます。

元のHDDが外れたら、換装用のHDDに小基板+固定用金具を取り付け、今までと逆の手順で組み立てるだけです。

組み立てが完了したら、次はリカバリですね。
最初にも書いたように、元のディスクをコピーしたりする場合は(手段によりますが)しなくても大丈夫だったりします。
ただ、それほど時間かかりませんし、一応新HDDのテストもかねてやっておいたほうが良いと思います。
私はOSのみのリカバリ(「続いてアプリケーションの…」はキャンセル)しました。
リカバリディスクを入れて起動し、指示に従うだけなので簡単です。

ここまでは順調でした。
問題はこの後です。

私は、一応元の環境をそのまま移行するつもりでした。
仕事に使ういろんな開発ツールなんかがてんこ盛りで、一応メインPCに何かトラブルがあったときのためとかにこういったツールが使える状況にしておきたかったのが主な理由です。
まあ、1から入れなおしてもいいのですが、いろいろ集めてこなくてはならないし、環境設定とかもいろいろ面倒ですしね…

最初は簡単に考えておりました。
このVAIOには「HD革命 BackUp Lite」なるソフトが入っています。
これはHDDのイメージバックアップを別のHDDに保存するソフトです。
一応、アプリの説明に「バックアップ時と同じ環境にリストアする目的以外では正常に機能しません」となっているのですが、一般的なHDDイメージバックアップソフトは容量が同じなら別のHDDにリストアしても正常に機能する場合が殆どです。
ですが、こいつは違いました…

USB接続のポータブルHDDにバックアップイメージを保存しておいて、リカバリ終了後に件のアプリでリストアしてみました。
このアプリはWindows上で設定をすると、CUIモード(Windowsの起動時CHKDSK画面みたいな感じ)でバックアップ/リストア動作を行うので、システムディスクでも問題はないはずです。
しかし、リストア後に起動すると黒画面にカーソルだけ出て「ピー」とか言って起動しません;;
XPのOSディスク(パッケージ版XPのディスク)で起動して、修復プロンプトを起動してもドライブ破損で見えないし、CHKDSKでも「修復できないエラー」とか言われてしまいます。
というわけで、この手はNGでした…(何でだ~)

次の手は、B's Recorder GOLD 5のHDDバックアップ機能です。
先のポータブルHDDを分解して、USB-ATA変換回路だけを使い臨時リムーバブルケースとします。
VAIOから取り出したHDDをこいつをつかってデスクトップPC(のUSBポート)に繋ぎ、B'sのバックアップ機能でDVD-RW(-Rは勿体無いので)にイメージバックアップを取ります。
これもイメージバックアップなので、同じ容量のドライブ(パーティション単位/ドライブ単位が選べる)にリストアすれば丸ごと環境をコピーできます。
この方法は何度か使っているので、時間は掛かるけど確実だ~と思っていました。
そう、お分かりの通り、結果から言うとこれもダメだったんです;;

なぜダメだったかというと、VAIOのドライブ(マルチ)はちょっと特殊なようで、B's Recorder GOLD 5のリストアプログラム(というかCD-ROMドライバ)がドライブを認識しなかったのです。
もっと新しいバージョンなら大丈夫かもしれませんし、ノートなのである意味仕方ない部分もあるのですが、やはりVAIOは厄介ですね…

ここまで来て、半ばあきらめて一から構築しようかな…と思ったんですが、後のパーティション操作のために用意してあったKnoppixのCDがふと目に留まりました。
これはCDブートで使えるLinuxなんですが、QT Pertedというアプリでパーティションサイズの調整ができます。
Windows用では軒並み有料の製品版ばかりですが、製品版は値段がけっこうしますし、余計な機能もいろいろ付いてたりで無料のこちらを使っています。
頻繁に使うものでもないですしね。
で、LinuxはUNIX系なので、ディスクなどはデバイスファイルとしてrawアクセスができます。
過去にUNIXマシンではこの機能を使って何度もHDDのパーティションコピーをやっていたので、NTFSも読める(最新版では書き込みもできるようになったようです)Knoppixなら行けるのではと思いつきました。

で、検索してみると、ずばり解説されているページがあるじゃないですか!
こちらのページではWindowsOSのブートドライブをOSシステムごとコピーするのはうまくいかない場合が殆どだと書かれていますが、原理的には問題ないはずなのでチャレンジしてみました。
#私が使ったのはKnoppix4.0.2のCDブート版です

手順としては、
・起動
・コンソール立ち上げ
・「su -」でroot権限に切り替え
・「modprobe ehci-hcd」でUSB2.0モジュールを読込み(私の場合必要でした)
・コピー元のUSBポータブルドライブ(化した旧HDD)を接続
・デスクトップ上にあるドライブアイコンをクリックして、目的のHDDのデバイス名を調べる
 (内蔵系は/dev/hd?で、USB接続ドライブは/dev/sd?になるようです)
・判明したら各ドライブアイコンを右クリック>マウント解除でアンマウントしておく
 (不要かもしれませんがrawアクセスするのでマウントは解除しておいたほうが安心)
・「hdparm -d1 /dev/hda」(デバイス名は適宜変える)でDMA有効(私の場合必要でした)
・「dd if=/dev/sda of=/dev/hda conv=sync,noerror bs=65536」でコピー開始
 (デバイス名は適宜変える 例はUSB>内蔵)
といった感じです。
私はコピーを始めてから寝てしまったのでどれくらい掛かったかは分かりませんが、1時間以上は掛かると思います。
また、ディスクサイズは同じだったのですが、「書き込み先に空き容量がありません」でエラー終了していました。
特に問題なくコピーはされていたようですが、おそらく実際のHDD容量がブロックサイズで割り切れなかったために最後の1ブロックがコピーできなかったのだと思います。
ですから、ブロックサイズはバイト単位のHDD容量を調べて、それが割り切れる値にしておいたほうが無難かもしれません。(あまり小さいと転送速度が落ちるので気をつけてください)

この後、再起動してHDDからブートしました。
すると、Windowsの自動CHKDSK(ディスク障害を検出した場合などに自動的に実行されます)が起動し、その後は普通に起動しました。
#NT系のWindowsはディスクにオリジナルのIDを振って管理したりしているので、パーティションテーブルなどとの整合性が崩れたために障害と認識したのかも
まだ良くは見ていませんが、ぱっと見では特に問題はないようです。

※1 DriveImageとかの製品版イメージバックアップツールをきちんと買えばこんな苦労はしなくて済んだかもしれませんね。
ですが、こういったツールは本当に稀にしか使わないのに結構高いですし、ブートセレクタとかいらない機能もてんこ盛りだったりですので買う気が起きません。
パーティション操作ツールとあわせてKnoppixで用が足りることも分かったので、これからはこれで行きます。

※2 このVAIOのリカバリツールは1ドライブ構成にできなくて、Cドライブは最大でも40GBにしか設定できません。
対障害性を考えるとデータファイルはドライブを分けたほうがいいのですが、結局同じ物理ドライブのパーティション違いではHDDクラッシュでは同時に壊れる可能性が高いですし、My DocumentやOEのメールログファイルのデフォルトパスがCドライブ配下だったりするために使い勝手が悪いのです。
そもそも、障害対処向けと考えても、一般的なデータファイルだけなら18GB(リカバリエリアとして2GBほど使われるので60-40-2=18GB)も使いませんからね。
#おそらくVAIO用の映像管理ツールなどがデータ領域をDドライブ固定で持つというお馬鹿仕様なのでこういった構成になっているものと思われますが余計なお世話ですね
ですので、私としてはDドライブはは消してしまうかテンポラリ用にちょっとだけ残しておいて、ほぼCドライブ1つで運用するのが最近の常です。
スポンサーサイト

テーマ:自作・改造 - ジャンル:コンピュータ

コメント
この記事へのコメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2006/10/01(日) 23:29:35 | | #[ 編集]
masashiseiさんへ
私信扱いのコメントだったのでどうお返事しようか迷ったのですが、こちらで簡単にお返事します。

結論から言うと、申し訳ないですがお力にはなれません。
おそらくサポートに連絡すれば、(有償にはなるでしょうが)対処してくれると思いますので、まずは連絡してみてはどうでしょうか。
2006/10/02(月) 12:02:29 | URL | B-51(管理人) #NSULs8mg[ 編集]
参考になりました
管理人様始めまして。
VAIOのHDD換装で検索していてこちらのサイトにたどり着きました。
私も同じTypeA50Bを使用しているのですが、購入して2年の間に2回HDがダメになってしまいました。このタイプはどうもHDとの相性が悪いように思います。
保証期間過ぎてしまったため、サポートに出すと約8万かかると言われて買い替えするか悩んでおりましたが、こちらのサイトを参考に自力交換を頑張ってみようと思います。ありがとうございました。
2006/11/07(火) 20:38:49 | URL | 瑛里 #k9MHGdfk[ 編集]
がんばってください
がんばってください。
くれぐれもフィルムケーブルの切断には気をつけてくださいね。

>このタイプはどうもHDとの相性が悪いように思います。

高性能なグラフィックチップを搭載したノートPCってどうしても発熱が大きいので、HDDの寿命が短いのかもしれませんね。
まあ、そういった使い方をしない人はグラフィック性能を重視したモデルを買わないでしょうし・・・
一時期3Dゲームにはまっていたときは、保冷材のシートに載せてやってました^^;
#じゃないとグラボが熱暴走するので
2006/11/07(火) 20:56:39 | URL | B-51(管理人) #NSULs8mg[ 編集]
HDの問題
こんにちは。私も同じ機種を使っているのですが、突然パソコンが動かなくなってしまってHDを交換するはめになってしまったのですが、自作のリカバリCDがいつも途中でエラーがでて終了できません。ちなみにDELLを購入するときについていたwindows XP professionalと書かれたCDでリカバリは成功したのですが、ドライブがないために音がでなかったり、ワイアレスがつなげなかったりと使いにくい状態です。なにかアドバイスいただけないでしょうか。
2006/12/19(火) 12:45:33 | URL | 名無し #pYrWfDco[ 編集]
名無しさんへ
リカバリディスクは必要なドライバなどがはいっているので、特にノートの場合は当該機種用以外はまともに使えません。
さらにいうと、ライセンス違反にもなりますので、SONYのサポートに連絡してみるのが賢明だと思います。
おそらく有償でリカバリディスクを送ってもらえる(か引き取りで工場出荷状態にしてもらう)と思います。
2006/12/19(火) 13:24:21 | URL | B-51(管理人) #NSULs8mg[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。