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売春は悪なのか?
たまたまなのですが、ネットを徘徊していてこの問題を考察している記事を見つけました。
#かなり古い記事だったのでリンクは避けておきます

私自身、援助交際が問題になった頃から、これについては何度も考えてきましたので、もう一度考えを整理することを兼ねて記事にしたいと思います。
まず、論点として
1)成人の職業としての売春(いわゆる性風俗産業)
2)未成年の売春(いわゆる援交)
は分けて考えるべきだと思います。

1、職業売春
これについては、私は肯定派です。
もちろん、いろいろ問題を抱えているのも事実です。
ですが、それらは回避可能だと思います。
以下、詳細に。

・性病
売春が禁止されるようになった第一の理由がこれですね。
性病は接触感染のものがほとんどですから、不特定多数と性的関係を持つ人物は媒介役になりやすいわけです。
ですが、これについては、徹底した衛生管理・定期的な健康診断などで対処は可能です。
むしろ、公に禁止して地下に潜ったような状況が一番危険です。

・暴力団・犯罪組織等の資金源
これも禁止に至った大きな理由のひとつでしょうね。
これはむしろ禁止したり、禁止されていなくとも社会的に軽蔑されるようなものだからそうなるのであって、公に認めてきちんとした管理の下に置かれればそういったことにはならないでしょう。

・人権侵害
「借金返済のために無理やり/仕方なくやらされる」といったことを指しています。
#自分から選択したのなら人権は侵害されていませんので
これも、きちんとした機関の管理、そして借金からの救済処置(自己破産とか、高利貸しの禁止とか、相続拒否とか、そもそも返せるあてのない人には貸さないとか)があれば防げますね。
そういったものがきちんと整っているにも係わらず、自分の意思で借金返済のために職業売春を選ぶというのならば、それは個人の自由でしょう。

・犯罪の助長
「あぶく銭が浪費につながり金のあるところには犯罪の影が付きまとう」「若い頃には体で稼げたが年をとってそれが無理になったにも係わらず浪費癖が直らずに犯罪に手を染める」といったことです。
この辺は難しい問題で、売春に限らずってところもありますしね。
対策としては、「高額すぎる報酬を禁止する」「失業保険・年金的な機構を充実させる」といったことが考えられます。
まあ、普通のサラリーマンの失業保険・厚生年金のようなものを強化(その分当然掛け金は高額になりますが、それは報酬の制限に繋がるのでちょうど良い)するといった感じです。
もちろん、100万稼いでも70万もって行かれるという程ではさすがにげんなりでしょうから、その辺のバランスも重要ですがね。
具体的にはいろいろとシュミレーション&試行錯誤しないと決められないでしょうね。

これだけやればおそらく職業売春の問題点はほとんど解決できると思います。

あと、重要な点として「そもそも必要なのか?」というのも有りますが、その点は禁止しても禁止しても雑草のごとく復活することからして自明でしょう。
男の悲しい性ですな…

また、禁止してもし切れないというのも有ります。
現状日本では売春は禁止されていますが、いわゆるソープランドはいろいろ理由をつけて存続しています。
それに、どこからを売春と呼ぶのか(どのレベルの接触から性行為と呼ぶのか)という区別もつけにくいわけです。

それくらいなら、いっそ公認してしまえば良いではないかと言うことですね。

もうひとつ、大きな論点として、「精神的な病巣による売春」をどう考えるかというのもあります。
これは、「自己愛不足」の状態にある人、端的に言えば自傷的な精神状態やそういった傾向の強い人が、自暴自棄的な精神状態で売春に手を染めるということです。

確かに、こういった精神的な面への配慮は必要だと思います。
しかし、売春という道がなかったとしたら、出会い系やらクラブやらで行きずりの情事に走るという方法だってありますし、退廃的な生活なんてほかにもいくらでもあるでしょうから、職業売春とは直接関連付けるて語るべきではないと思います。
要するに、まったく別問題として論ずるべきですね。

2、援助交際
未成年の売春ですが、結論から言うとこれは禁止すべきだと思っています。
成年の職業売春と決定的に異なるのは、
・人生経験が足りない(ゆえに判断力が乏しい)
・責任能力(というか自分の将来への覚悟)ができていない
・健康を害する可能性が高い
という部分です。

まあ、お酒やタバコ・ギャンブルなんかが未成年で禁止されているのと同じ理由ですね。
もちろん、この辺は個人差が大きく存在しますが、そんなことを言っていてはキリがないので、成人か非成人かで分けるわけです。

成年の職業売春がおおっぴらに認められていれば、子供たちへの影響(子供がまねをしやすくなる)という指摘もあるでしょうが、その辺は教育次第でしょう。

現状でも、大人は車が運転できるからといって、無免許運転をする子供はほとんど居ません。
それと同じことです。
酒やタバコは未成年でやっている人も多いではないかと言われるかもしれませんが、それよりは相手の居ることですから防止はしやすいでしょうしね。
まあ、どんなことをやったって100%防止するのは不可能なのですから、ある程度の漏れは仕方ないでしょう。

3、その他
予想される反論にあらかじめ回答しておきます。

・では自分の娘が「売春婦になりたい」といったら認めるのか?
職業として認めるべきだという意見と、自分の子供の進路として認めるかは別の話です。
例えば、自分の息子にはボクサーになどなって欲しくないと思う親は多いでしょうが、だからと言って職業としてのボクサーを否定するかといえばほとんどの人が否と答えるでしょう。

自分の場合はどうかですが、当然なって欲しいとは思いません。
でも、きちんとした精神状態で、きちんと考えて自分で結論を出したことだとしたら、認める以外に無いと思います。
もちろん、「なって欲しくない」という希望は言うでしょうが、それを聞き入れるかどうかはあくまで娘の判断次第です。
#ちなみに私には実際に娘がいます

・金を払って組み敷くのは人権侵害だ
通常の労働だって、自分の時間や労力を金に換えているわけです。
人権を言うなら、法律等に違反していない限り、すべての人間は自由なわけですが、就業時間中は自由では有りません。

つまり、労働と言うのは自分の人権を切り売りしているということと同じことなわけです。
ですから、職業売春のみを槍玉に挙げるのはおかしいです。

・性行為は神聖なものであるべき
これは完全に宗教的な考えです。
そう考えない人も多く居るわけで、そういった思想の自由も人権のうちです。
皆(大多数)が同じ考えを持っているなら、それは社会通念であって法律等の大本なわけですから、それを法制化して「売春禁止」とするのは問題ないでしょう。
でも、現代ではそこまで性行為を神聖視・特別視する考えはかなり衰退していますし、現実問題として売春に特に問題を感じていない人も多いわけですから、職業売春を肯定する意見を攻撃するものとはなりませんね。

・子供たちへの誤った性教育に繋がる
アダルトビデオなんかがネットにあふれている昨今では職業売春を解禁するかしないかなんて微々たる影響にすぎません。
というか、そもそも情報を制限することによる教育はすべきではないと考えます。
それでは、旧共産圏となんら変わりません。

巷に流れるアダルト情報が誤った性知識を植えつけることが問題だというのなら、正確な知識をあらかじめ与えることによって防衛すれば良いでしょう。

ドラマで人殺しのシーンが出てくることに(余りにも残虐なものとかは別として)「教育上の問題」を唱える人はごく少数でしょう。
これは、「人殺しはいけないことだ」と言うのが大多数の子供たちには理解されているから、問題にならないのです。
性教育についても同じことが言えると思います。
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テーマ:社会 - ジャンル:政治・経済

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