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GooglePageRank の限界
市民のための環境学ガイドの記事中で、ネット上の情報の信頼性の指針としてGoogleのPageRankが紹介されています。
このPageRankですが、基本的には「そのサイト(ページ)がどの程度多くのリンクを集めているか」を元にしています。
もちろん、細かいアルゴリズムはいろいろあるようですが、基本としてはこのようなものです。

で、そのPageRankはある意味でネット上でのそのサイト(ページ)の評価であるといえます。
そのため、PageRankの高いページは評価が高いページ=信頼性も高いというのはある意味では正しいでしょう。

しかし、視聴率と同じようなものだともいえます。
TV番組では視聴率が高いからといって必ずしも正しい情報を伝えているとは限りません。
うそを伝えていたとしても、その番組が面白かったり、人気のあるタレントが出ていたりすれば視聴率は高くなります。

このように、人気があるから単純に信用できるとはけしていえないのです。

さらに、PageRankの場合は「リンクされている数」が基本になります。
そのため、「このサイト/ページは変なことを言っている」という意味でのリンクもPageRankを押し上げる効果になってしまうのです。

ひとつ具体的な例を挙げてみましょう。
Googleで「相対性理論」を検索した結果です。
本日の時点では3番目に間違いだらけの相対性理論というサイトがヒットします。
さらに上位2つは書籍の販売サイトのもので、相対性理論について学びたいと思った人が上から順に見ていったら、内容のあるサイトとして最初に「間違いだらけの相対性理論」を読むことになります。
PageRankは4/10とそれほど高くはありませんが、他の記事が軒並み低い中では高いほうなので、これだけを信憑性の指針としてしまうと、「相対性理論は実は間違っている」といったことを信じてしまうことにつながりかねません。※

このように、PageRankはあくまで「人気」指標が基本であり、その「人気」には「批判」も含まれるということを覚えておくべきです。
メディアリテラシーでは、結局のところ、他人の下した評価はどんなものであっても鵜呑みはできません。
評価の高低にかかわらず、いろいろな情報・意見を自分で集めて、自分なりの評価を下す必要があるでしょう。
また、常に正解を言う人など居ないということも知っていないとなりません。
「この人の言うことは信用できる」と盲目的に信じてしまうのも危険です。

※注記※
上記の「間違いだらけの相対性理論」ですが、こういった意見は実際よく耳にします。
書籍としてもいろいろ出ているくらいです。
しかし、GPSなども相対性理論に基づいて時刻の補正を行っているくらいです。
それで今まで何の不都合も出ていないのですから、現時点で素人が指摘できるような問題が内在しているわけはありません。
件のサイトも一見正しいことを言っているようですが、勘違いやら詭弁やらでそのように思わせているだけです。

たとえば、一番数式などが出てこなくてわかりやすいところとして、「疑問の原点」の「3、光時計による時間の遅れの説明」ですが、光を斜め後方に飛ばした場合、宇宙船内で光を発する位置・反射する位置が進行方向に対して異なってしまいます。
そのため同時刻の相対性から、単純な速度計算はできなくなってしまうのです。
同時刻の相対性については、件のサイト「特殊相対性理論」内の「③同時刻の相対性」で説明されています。
が、ちょっと説明が足りないので補足しますと、この場合外から観測してもA点B点から発した光は同時にMに到達しなければならないため、光が発する時刻が変わってくるのです。
相対性理論では「時空」という考え方をしています。
「時間」は場所が異なれば同じものとして扱えないのです。
ですから、同じ位置であるMでは移動系、静止系のどちらでも同時は同時ですが、位置の異なるA・Bでは異なる系では「同時」の必然性はなくなります。
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テーマ:雑学 - ジャンル:その他

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