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福島第一原発
福島第一原発についてはまだまだ予断を許さない状況が続いていますね。
当初疑問だらけだったのですが、ここにきてようやくある程度状況が追えるだけの情報が出てきた感じです。
TVなどから聞きかじった情報を集めたものなので、ソースが定かではなく、間違いもあるでしょうし、推測も多く入っていますが、一応現時点で私の理解している状況をまとめておこうと思います。

★事故原因
地震によって緊急停止はうまく機能したが、その後の津波でいくつかの発電所内設備が破壊され、さらに冠水したことでいろいろと問題が生じ、電源喪失により冷却ができなくなったことが直接の原因。
原子炉は核反応を停めても、しばらくは崩壊熱で大きな発熱があるので、それを冷却しないと燃料棒の融解→再臨界→大爆発という危険がある。

・そもそもフェイルセーフはどうなっている?
福島第一原発(1~4号機)では、緊急停止後の冷却を行うための電源として、他の号機や系統電力からの受電ができない場合はディーゼル発電機とバッテリーを備えている。
バッテリーは半日程度の容量しかない。

・フェイルセーフがなぜ機能しなかった?
バッテリーは正常に機能したが、枯渇。
ディーゼル発電機は機能しなかった。

・なぜディーゼル発電機が機能しなかった?
ディーゼル発電機は地下に設置されていて、防水対策が十分ではなく、想定以上の津波による冠水で浸水し、始動不能に陥った。
その後復旧努力はされたが、配電系統も浸水し、バッテリー枯渇後は圧力容器の破損を防ぐために蒸気を抜いたために放射線量が高くなって建屋内・建屋周辺での復旧作業自体ができなくなった。

・電源車による対応という話があったが?
未確認情報によれば電源車は到着したが燃料が十分に確保できず使えなかった。
<疑問>事故後すぐはその可能性も大いにあるが、自衛隊がポンプを空輸したりしているので、その段階になれば当然燃料は補給できたはず。

個人的な推測だと、この時点では水が引ききっておらず、電気系統が浸水していて電源車での対応はできなかった可能性が高いのではないかと思う。
<疑問>とはいえバッテリーによる冷却機能が機能していたのなら、バッテリーに割り込ませて最低限の機能を動かす程度はできたのではないか…
まあ、バッテリーで…というのがそもそも嘘だった可能性もあるが…

・そもそも設備がぼろくて点検もろくにされておらず、津波云々とは関係なく動作しなかった可能性
読売新聞の記事
他にも、配電設備のトラブルで緊急停止した際に、ディーゼル発電機が正常に機能せず、他の号機から受電して冷却したようなこともあるらしい。
津波を受けなくても、大雨や台風などである程度浸水するといった危険は常にあるので、最初から浸水については全く考慮されていないというのも考えにくく、管理がおざなりだったためにこういった結果を招いたという可能性も高いかと。
例えば、本来ディーゼル発電機室は浸水しないようになっているはずが、扉などを開けっ放しにしていたために心酔してしまった…とか。

★現在の状況
報道発表を信じる限りでは、以下のように言われている。
1号機:圧力容器・格納容器は無事で海水注入で冷却中、建屋最上階は水素爆発で吹き飛んだが、使用済み燃料プールも無事
2号機:圧力容器・格納容器は無事で海水注入で冷却中、爆発していないので建屋も健在で、当然使用済み燃料プールも無事
3号機:圧力容器・格納容器は無事で海水注入で冷却中、建屋最上階は水素爆発で吹き飛んだが、使用済み燃料プールはかろうじて無事?
4号機:点検中で停止していたことから炉自体は何ら問題なし、ただし使用済み燃料プールに燃料がありおそらくそこからの水素で水素爆発をお越し火災発生、使用済み燃料プールはかろうじて無事?

1号機は建屋の最上階が吹き飛んだだけなので、構造的に行っても燃料プールは無事だというのは納得できる。
炉についてもまあ説明を疑う理由は今のところないと思う。
2号機はさんざん水位低下を起こしていたし、タービン建屋の放射線量が高いと言っているので、配管の途中で蒸気漏れが起きている可能性は高いと思う。
3号機は外見的に建屋の破損が激しく、これで使用済み燃料プールが無事というのはちょっと考えにくいように思う。
少なくともプールはダメージを受けて水漏れが起きているとか、最悪燃料棒がバラバラに四散しているなんて可能性もあるかもしれない。
※3号機についてはあとで補足
4号機は海側はかなりのダメージだが、陸側はそうでもないし、ピンポイント注水を行っていることからして3号機ほど深刻ではないように思う。
ただ、プールは多少なりともダメージを追っている可能性が高いだろう。

3号機の補足は画像などもあるのでつづきから。
では3号機の補足を。

まずはいくつか画像を貼っておく。
#ネットから拾ってきた画像だが報道資料なので著作権的には問題ないと思っていますが、問題があれば削除しますので連絡ください

福島第一原発 海側上空福島第一原発 海側低高度福島第一原発 陸側

福島第一原発 構造福島県原子力広報協会

下の構造図の右側の出っ張りの上端(というかパイプの位置)が地面の高さらしいので、燃料プールは建屋地上部分の真ん中くらいにあることになる。
まあ、この図は実際の縮尺とはちょっと違うようだが、別途ほかの資料と合わせてみても、2階より上らしいと思われる。

そうなると、上に貼った3つの写真から3号機は建屋地上部分の2/3はかなり大きなダメージを追っているように見えるので、使用済み燃料プールが無事だというのはいささか信用できないように思う。
放水も全体的にかけているので、建屋内に燃料棒が四散しているような状態である可能性が高いのかもしれない。
そうすると、たびたび煙(湯気ではない)が上がるのも不思議ではないし、放射性物質の放出量が増えているのも説明はつく。

そうだとすれば、電源を復旧させてあとは冷却さえうまくいけば収束するという楽観視はできず、何とかして四散した燃料棒を集めるなり、早期に封印する必要が生じることになるだろう。
まあ、遠隔操作のロボットなどが使えれば良いが、そうでないとこの作業には問題が多く、難航しそうな予感が…

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テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済

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